2月もあっという間に中旬となりまして、ロウバイの良い香りが漂う季節となりました。
関東地方は降雪やらともう少し春は先のようです。
さて、先月「電子帳簿保存法」の大改正があり、電子取引における領収書等(インターネットでの領収書等含)は、
電子帳簿を利用しているしていないに関わらず、紙に印刷して保存しておく方法は有効な領収書等にならなくなり、
電子的な方法で保存しなくてはならない事となりました。
弊社は既に対応しておりますが、話によると国内企業の7割が未対応(知らない企業も多数)のようで、保存義務が
2年間猶予されることになりました。
最近のIT化を見ますとエコも含めて、①ペーパーレス、②電子取引、③リモートワーク等でのZOOM等会議、他
様々な進化がございます。
我々不動産業界も、国交省がIT重説を解禁したり、アパートの空室確認、申込、審査、等もスマホでで行われる
など進化しており、弊社もZOOMでのIT重説~契約を行っております。
私自身今年で不動産業界1筋38年目となりましたが、38年前にはナビもなく、手書きで物件を下見したり、
物件調査は全て役所等へ廻ったものです。
今は半ばインターネットで確認ができますが、ある意味間違った情報を鵜呑みにすれば危険な時代でもあります。
不動産業界で必須(弊社全員保有)ともいえる「宅地建物取引士」の法定講習も新型コロナウィルス拡大防止の
観点で当面の間、教材を交付し、自宅学習及び効果測定により法定講習を行うこととする方針が示されました。
各種試験もしかりで、新型コロナウィルス感染拡大防止対策がIT化を後押ししているのは間違いありません。
私自身と言いますと、アナログ:ITは半々程度(臨機応援)で良いと思っております。
特に、弊社のような管理会社は、オーナー様の大切な資産をお預かりするにあたって、募集や案内、審査については
アナログが過半数を占めているからです。
実際に募集元の弊社へは多くの協力業者様より空室の確認が電話で着ますし、大手チェーン店様は日曜日も営業して
おりますので、弊社もご対応できるように営業しております。
勿論詳細を言葉で伝達することで、申込の確率は間違いなく上がります。
インターネット通販でも、電話で聞いてみたいこともあると思います。
特に通信業界等はチャットや問合せホームへ導き、電話で受付しませんけど、皆さんも結構ストレスを感じたことは
ありませか? 大手外食産業ではタッチパネルでのオーダーが主流となってきましたが、IT化というよりコロナ対策
でしょうかね。これはこれで便利かもしれません。
しかし不動産業界では、何かと電話で聞きたいし、聞いてくるんです。
弊社では、お客様との対話によるコミュニケーションも重要視しておりますので「困た。。。」にお応えできるような
業務を推進して参ります。
何なりと、お気軽にご相談ください!!